愛媛大は31日、マラリア研究に取り組む同大プロテオサイエンスセンターと米国NPOの共同研究グループによる「マラリア伝搬阻止ワクチン開発」に、グローバルヘルス技術振興基金から約6000万円が助成されることが決まったと発表した。蚊の体内でマラリア原虫の発育を抑え感染拡大を防ぐ目標で、2019年3月までの2年間で効果の高い抗原となるタンパク質を見つけ出し、実用化に向け研究を進める。